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アマゾノミクス

アマゾノミクス データ・サイエンティストはこう考える

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アマゾンの元チーフサイエンティストが書いたデータ分析の本ということで、AWSというクラウドサービスで世界一のシェアを誇り、データ分析でも世界の最先端を行っているアマゾンでの知見が数多く披露されていると思い読んでみましたが、肩透かしを喰らいました。

守秘義務が非常に厳しいアマゾンのことなので、紹介できない事例も多いのでしょうが、本書で紹介されているアマゾンでのデータ分析の内容は旧知のものがほとんどでした。また、著者は現在アマゾンをやめてアリババやゴールドマン・サックスなど様々な企業にデータ分析のコンサルティングサービスを提供する企業を運営していますが、そうした他社の事例についても守秘義務のためか目新しい事例に乏しかったです。

データ分析の最新事例ではなく、社会のあらゆる局面でデータ分析が用いられるようになってきていて、さらにビッグデータをアマゾンやグーグル、フェイスブックといった一部の企業が独占してしまっている状況をどのように個人にも裁量が働かせる健全な状況に戻せるのかという提言が本書の主眼となっています。

アマゾノミクスから、私と同じような期待を持って本書を手に取る人は多いでしょうし、著者の主張をよりダイレクトに想起させるタイトルが他にもあったのではないかと感じました。

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